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[投稿日]2016/09/08
[最終更新日]2017/07/18

フィリピンPOEAからの指導への対応

フィリピンのPOEAとは何か、そして技能実習生に対する相談対応の重要性について、例を挙げてお伝えします。

まず、POEA(Philippine Overseas Employment Administration・フィリピン海外雇用庁)とは、DOLE(Department of Labor and Employment・労働雇用省)の管轄下であり、海外で働くフィリピン人労働者や技能実習生等の管理や、送出し機関に対し、労働者等の海外派遣許可や取消をしているフィリピンの政府機関です。
フィリピン人技能実習生の受入れをするに当たり、避けては通れない非常に重要な機関です。

実習生が、不慣れな日本で実習をするため、特に実習を始めたころは、「技能実習が大変だ、きつい、難しい」というような話を家族等にすることはよくあることであると思います。

しかし、大変であるためか、思わず、事実ではないことを言ってしまう実習生もいるようです。

そのため、フィリピンの家族は実習生の事を心配し、前述のPOEAにかけこみ、話の真偽を確認することもなく、子供の言うことを大げさに報告してしまうことがあります。

すると、POEAから送り出し機関に対し、15日以内に対処するよう、原則として文書による指導があります。この文書は、東京のPOLO(Philippine Overseas Labor Office・DOLE管轄下のフィリピン海外労働事務所)にも送られることがあるようです。この指導文書の作成日の15日以内に、事実やその後の対処に関する報告をしなければなりません。

送り出し機関は、その後日本の監理団体に対し、対処するよう依頼します。

対処としては、主に訴えに関する真偽の確認となりますが、以下の文書の提出等を行います。
 1.実習生本人直筆の疎明文書(必ず事実を記載してもらう)
 2.その他疎明文書に関する添付書類

 

監理団体が送り出し機関に書類を送り、送り出し機関がPOEAに報告し、問題が無いと認められれば、ようやく完了となります。

このような事例から、受入側として大切なことは、実習生からの相談や要望を放置することなく、速やかに対応(相談対応)し、その証拠として記録しておくことであると考えます。

正しい対応をし、それを記録しておけば、もし実習生が誤った情報を現地の家族に伝えてしまったとしても、大きな問題にはならないはずです。

 

 

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